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池田さんの謝罪と決意

5月16日、池田さんが起訴されていた窃盗と傷害事件が結審し、弁護人意見、本人最終陳述、論告求刑がありました。
判決期日は6月15日、午前11時20分 706号法廷となりました。
 ともに闘う会は、池田さんが後遺症および精神疾患においこまれた中で発生した事件であること、被害者を名乗る人物の振る舞いにも相当問題があると考えますが、その上で、、冷静さを欠いた対応によって窃盗事件に加担し、相手の非を咎めるためとはいえ、過剰な制裁を加えたことに対しては、池田さん自身の謝罪と反省が必要であったと考えます。

 今回の事件にたいする謝罪と反省を池田さんの了解を得て掲載します。(なお、一部個人情報に関しては変更を加えています)

  本件で起訴された、Aの万引きに協力したこと及びBさんに暴行したことは争いません。Aの誘いに乗って犯罪行為に加わってしまったこと、また、つい感情的になって人に暴力を加えてしまったことを深く反省しています。
  私は、平和を願い、災害被害を受けている人たちを助けたいと思って、自衛隊に入隊しました。
  しかし、イラク戦争が始まると、通信員としてクウェートに派遣され、派遣先で米軍のバスにはねられて重傷を負いました。このとき、自衛隊は、派遣先で十分な治療をしてくれないばかりか、私をすぐには日本へ帰そうとせず、また、外部の人の前では私の痛みを無視して事故を隠させるような対応を指示するなど、人の痛みを認めない姿勢を続けたうえ、最終的には、私をじゃま者扱いして、パワハラなどの嫌がらせを繰り返したため、除隊するほかなくなりました。
  私は、弁護士の支援を得て、私が受けた被害について国家賠償請求訴訟を行うとともに、戦争の悲惨さについてそれまで以上に考えるようになり、反戦運動にも参加するようになりました。
  自衛隊を除隊してから、生活が荒れて生活保護を受けるようになりました。そして、その縁で、生活保護受給者であったAと知り合い、Aが私のアパートに事実上泊まりこんで生活する関係になりました。また、反戦デモで知り合ったBも私の部屋に泊まりこむようになりました。
  3人での生活は心のなぐさみになりましたが、酒ばかり飲んでブラブラする自堕落なものになってしまいました。
  こうする中で、ついAに付き合って万引きの手助けをしてしまうことになり、一方で、自堕落な生活の中でAから借りた金を返そうとしないBの態度に腹が立ち、つい暴力を振るってしまいました。
  今回の件で、お店やBさんに多大な迷惑をかけてしまい、申し訳なく思っています。今後、万引き行為には一切加担しないことを誓いますし、Aとは絶対に交際をしません。Bさんとも一切の交流を断ち、直接連絡することもしません。二度と同じ過ちを繰り返さないことを誓います。
  また、逮捕されてから、Mさんをはじめ、たくさんの人が面会に来てくれました。裁判にも、応援にきてくれました。これまで、自分がたくさんの人に支えられていたことを実感するとともに、自分の軽率な行動によって支援者の方たちを裏切ってしまい、とても申し訳ない気持ちでいっぱいです。
  これからは、これまでの生活態度や人間関係をあらためます。今回、窃盗・傷害いずれについても、飲酒のうえで犯してしまったことを反省して、今後は絶対お酒を飲まないようにすることを誓いました。現に、保釈されてからも、お酒は一切飲んでいません。また、トラブルの原因となるお金の貸し借りもしないようにするとともに、自分自身が今一度まっとうに生きていけるように、他人の問題に不用意に首を突っ込むようなこともしないようにすることを決意しました。
  今回の件で失ってしまった信頼を取り戻すことは並大抵のことではないと思いますが、少しずつでも信頼を取り戻せるよう、一日一日を真面目に生きていきたいと思います。
以 上
検事は懲役1年6月を求刑、判決公判6月15日
  秋田弁護人・増本弁護人からは「被害者を騙ってAから100万円の解決金の要求があった」「Bはこのことは知らないとしていながら、今回100万円の慰謝料を請求している」ことが弾劾され、池田さんに非があるとしても情状が考慮されるならいずれも罰金刑が相当ではないかという意見が出されています。

支援の皆さんへのお願い 支援のみなさん、池田さんは刑事事件の判決後、弁護団およびともに闘う会と協議して、事件への反省と国賠裁判への決意を表明することにしています。現在は保釈中であり、軽々しい行動は謹んでおります。お礼や現状報告など判決が確定したのち、しかるべき段階で報告集会を開催する段取りでありますので、皆様方におかれましても、池田さん本人への接触や報道には今しばらくご配慮をお願いする次第です。
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