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2月26日 午後1時15分  弁論再開!

裁判傍聴のお願いです。
 自衛隊イラク派兵の任務で負傷し、その後自衛隊からパワハラ・退職強要を受け、国家賠償裁判を闘っている元自衛官の池田頼将です。長らく中断していた国家賠償請求の裁判が再開されます。自衛隊の違法行為を裁かせるためには、多くのみなさんの傍聴が必要です。

 (1)今、自衛隊は国連PKO(平和維持活動)に部隊を派遣できていません。南スーダンでは、停戦合意も「戦闘地域ではない」という原則も崩れていたことを隠蔽してきたために、今でも多くの隊員がPTSDで苦しみながら、「何のために、誰のために派遣されたのか」わからないでいます。 もともと、私が派遣されたイラク戦争が大きな転機でした。当時小泉政権は「非戦闘地域」での「復興支援」だから大丈夫だと言っていました。大丈夫というのは憲法違反ではない、侵略戦争への派兵ではないということです。また、自衛隊員に犠牲者を出さないということでもあったかと思います。しかし、サマワに基地をおいた陸上自衛隊も、隣のクウェートに基地をおいた航空自衛隊も、米軍と一緒に攻撃される状態になっていたのです。実際私自身も、宿舎地域での地雷の爆発などを経験しています。
 私が怪我をした相手も直接は米軍関係の車両でした。しかし、現地の自衛隊は米軍に事故の責任や補償を要求することもできずにいました。また自衛隊の設備も不十分だったため、顎の損傷についてのちのちまで大きな影響が残ることになった原因を突き止めることがなかなかできませんでした。仕事もできず、寝ることも、食べることも苦痛でした。そして、米軍からみの事故であることが何か不都合でもあるのか、その後も国会での報告でも私の事故のことや治療が長引いているいることは隠されました。
 2006年の事故ですが、その後の自衛隊の対応に問題がなければ、これほど長期に苦しむこともなかったと思います。
 この裁判では、公務災害の認定が遅れたこと、また公務災害の治療費を打ち切ったことに違法性があることをしっかり判断させるためにも、多くの方の傍聴を訴えます。

 (2) 都合の悪いことは隠すという自衛隊のありかたに手を貸させることなく、裁判所に真実を突き止めさせ、責任を明らかにさせるためにも、傍聴が必要です。
 この点では特にこの事故への自衛隊の適切な対応がなかったために私がなかなか体力も回復せず、精神的にも参ってしまっているなかで昇進の機会を奪われるような仕打ちを受けたこと、また、私を悪者扱いするために新潟救難隊での暴行事件の加害者を庇い、私を通信隊から排除したことから、退職を余儀なくされたことへの自衛隊の責任をなかったことさせてはなりません。
 「小牧に帰れる」という異動の内示を反故にされ、家族とも引き離されたことは大きな打撃でした。
 名古屋地裁がまだ保留している「警務隊記録」の文書提出命令を出させなくては真実は隠されてしまいます。私が暴行を受けたこと、自衛隊が組織的に私を邪魔者扱いしてきたことを明るみにださせるためにも、多くの方の傍聴で裁判所を監視する必要があります。

(3) 「自衛隊明記」の9条改憲と新たな侵略戦争態勢に反対です
 国や自衛隊に都合が悪いことは徹底的に隠すなかから、新たな戦争翼賛体制がはじまります。
 アメリカ・ブッシュ政権は、イラク・フセイン体制を「テロ国家」と規定して攻撃し占領します。「化学兵器も核兵器」も見つかっていませんし、相手の国や地域の住民にとって全く大義も名分もない不正義の侵略戦争だったということです。アメリカも日本も「国益のための戦争」を正当化しようとしますが、そこにあるのは労働者や民衆の利益とはかけはなれたものです。そのため、イラク戦争やアフガニスタンでの戦争に動員されたアメリカの兵士が今なお多くの自殺者を出しつづけ、押し付けられた「愛国心」にたいする反逆ともいうべき事件を起こしています。
 日本の自衛隊員や家族の気持ちも同じです。私たちの犠牲が、「愛国心」の名の下に義務化されることはあってはならないと思います。
 
(4)自衛隊の仲間に訴えます 
 裁判を通して、マスコミや自衛隊の仲間に訴えます。真実を隠して自衛官や労働者に「国のための犠牲になれ」という社会は間違っています。強権的に戦争に動員することは国家犯罪です。  私の裁判は、「国は約束を守れ」「自衛官は使い捨ての将棋の駒ではない」ことを明らかにする裁判です。不正義の侵略戦争を止める力を国が放棄し、軍法会議や徴兵制の復活で自衛隊員や労働者に滅私奉公を強制することが再びあってはなりません。
 自衛隊や国の違法行為を見逃すことなく、公務災害の認定の遅れと打ち切り、さらにはパワハラによる退職強要を裁かせるためにも、多くの皆さんの傍聴を訴えます。
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